2008年2月28日木曜日

イージス艦事故について

全く残念な事故でしたね。
夜間航行に際してはレーダーと航行灯火の目視のみが頼りとなります。
まずレーダーですが、イージス艦ですから長距離・短距離など複数の高性能レーダーを搭載しているはずです。
確かに漁船は小さく、グラスファイバー製ではありますが全く感知できなかったというのはありえないと思いますが・・・
問題となっている目視担当ワッチの報告ですが、報告を受けたはずの当直担当官が何もしていないという、これも信じられないような話です。
いずれも難しいことではなく、全くの基礎的な事がきちんと行われていなかったということで、情けないという一言に尽きます。
海上自衛隊がこの事故を教訓とし、基本をおろそかにしない組織に生まれ変わることを祈ります。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

プレジャーボート以外ライフベストの着用を云々するのは差し置いても、回避のための最終的可能性はもし漁船の親子が寝ていなかったり、ウォッチを怠らなかったとしたら、当然漁船側にあるわけで、巨艦が、下手に針路をかえて衝突すれば事態を悪くするのは間違いない。 言われるように、海上での衝突防止はルールどうりにはいかないはけだからこそ、小船は操舵能力を予測して大きい船に近づかないようワッチ続けるのが当然かと思います。  自衛隊組織の問題ではないと思います。