2008年7月25日金曜日

シリア-4ー天空の城

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十字軍が建設したクラック・ド・シュバリエ城。宮崎アニメの天空の城ラピュータのモデルになったといわれている美しい城。難攻不落を誇り、あの英雄サラディンも落とせなかったという。

シリア-3ーウガリット

紀元前3000年頃から成立していたといわれるウガリット王国遺跡。現地ガイドの説明によれば、後世あのローマを脅かしたハンニバルを生むフェニキア人発祥の地とか。
写真はウガリット王国にアクセスする船着場。ここからフェニキア人は地中海に出て行ったのだ。(この辺はBobさん得意のテーマ)

シリア-2ーパルミラのベル神殿

遺跡の中心の一つベル神殿。ごらんのように日陰一つなく灼熱の太陽は50度を超える。息も絶え絶えにのろのろと遺跡をさまよう。

シリアー1、パルミラの夜明け

ダマスカスの北東約230kmのシリア砂漠の中のパルミラは古くから中国とヨーロッパを結ぶシルクロードの隊商都市としてペトラと並び繁栄した都市で、特に紀元前一世紀から紀元3世紀頃まで繁栄したという。その後ローマに支配下に。
写真は夜明け。この頃でも気温は30度を越えていたが、朝はマダヨッカッタ。灼熱の昼はまさに地獄だった。

ヨルダンー3、物売りの少女


アラブ女性の目は特徴的ですね。

ヨルダンー2、死海にて


おなじみ死海での浮遊体験。昨年のイスラエル側でについで二度目。
今年も死海グッズをたくさん買い込みました。

ヨルダン-1ーペトラのばら色の神殿

ペトラは古代ナバタイ人が紀元前に建設した都。当時のインドからアラビア半島を横断して地中海に至るルート上の隊商都市としても栄えた。写真は遺跡の入り口に立つあまりにも有名な薔薇色に輝くエル・ハズネ神殿。
この遺跡は大規模で朝8時から午後5時まで歩きつくしても見切れないほどであった。

シリア・ヨルダン隊商の旅(1)



7月10日から13日間、「シリア、ヨルダン隊商の旅」ツアーに参加しました。昨年イスラエルを訪問、その続編としてこの地域をぜひ見てみたいと思って訪ねてみました。


予想にたがわず、文明の十字路の名に恥じず、先史時代、ローマ以前の原住民の時代、ローマ時代


ビザンチン時代、ウマヤド朝、十字軍、オスマントルコと各時代の遺跡が質量ともに残る、真に歴史的遺跡の宝庫でした。


ただし、度外れた暑さで、やはり7月の訪問は時期の選択を間違えていました。


写真は往路立ち寄ったカタールの首都、ドーハ。あの悪夢のようなドーハの悲劇は、敵陣のこの地点で味方の反則からのフリーキックからとの現地ガイドの説明でした。